取材依頼

取材依頼。

ちょっと前になるが、私が通っている道場のほうへ新潟市の某冊子?からの取材依頼があった。女性に対する護身術とのことで、もちろん断る理由もなくOKした。ここの道場は以前にも全国的に有名な某雑誌からも取材依頼があったのだが、先生が当時病気だったために断っていた。

 

私個人にもいろいろな先生方を通じて某雑誌より取材依頼があったが断った。なぜなら守らなければいけないからだ。まず習う、免許を得る、公開する。すると地元民から反発が起こる、復活の運動が起こる。、対立する。 大体こんな感じかな。

 

まあ当たり前のことで、もし自分の地元に眠っていた武術を地元ではない他方の人間が習って公開したら、復活の運動が起こったりするだろうし、地元の伝統を守ろうとするだろう。それで仲良くなればいいのだが、習ってもいない関係のない人物が必ず出てくる。そこで新しく宗家になったりして、本当に習った人と対立する。正式に免許を得た人に習って地元に残せばいいのだが…。

 

私の場合は、ろくに稽古もできていないので私のもの(形)にすること。そして、地元の人に伝えることを第一の目的にして、さらに私のほうでも伝えていく。そうすることによって二系統残ることになり、なんとか後世に伝わっていくだろうと考えている。

しかし、私も以前この武術を教えたもの3名。1名興味なく、1名外国人のため帰国、1名武術から遠ざかった。秘策はあるのだが、まだ時期尚早。何とか守っていきたい。