伝書入手&残念

何度も言うようにブログが滞っております。なんとかいろいろと書いていきたいと思っています。

 

さて本日8日の新潟日報朝刊に柏崎陣屋跡地にあった桑名藩士長屋が解体されたとのこと。市が保存を検討したが立地条件などを理由に断念、解体されたとのこと。ここは窮民救済の武装蜂起「生田万の変」の舞台で長屋の柱には襲撃時の刀傷と伝えられるあとが残っていたという。非常に残念。いくら調査の建築データはあるといっても実物がないのでは…。データがあれば、物がいらないのであれば何にもなくなってしまう。

また貴重な文化遺産が一つ新潟県からなくなってしまった。柏崎は図書館へは何度も行ったが市内を散策したことはなかった。結構歴史好きには見るべきところがたくさんあって、ここも行きたかった。

 

最近、貴重な書を入手。発行年は昭和初期と古くはないのだが非売品であった。いずれ武術書のコーナーで紹介したいと思う。

他に村上藩士が発行した伝書7巻がネットで出ていた。受取人はかなりの有名人物。このうち5巻の内容は知っている。問題はあとの2巻だ。そして…なんと私が入手することに成功。この2巻は欲しかった。一巻は某書に一部掲載されている。もう一巻は初めて目にした。この二刀流関係の伝書の入手に不思議な縁というか、来るべくして私のところに来たかと運命のようなものを感じました。今は届くのを待つのみ。