武術調査

武術調査。調査には困難が伴って当たり前。郷土資料館、個人のお宅等、快く武術史料など見せてくれるとは限らない。何回も手紙を書いたり、直接訪問してお願いしたりと努力も必要。個人のお宅への電話での問い合わせで「何者だ!」、「誰に聞いた?」、「なぜ(武術伝書を持っていること)知っている?」等と怒鳴られたこともあります。他には武術伝書を特別にということで拝見させていただいたあとで、他の研究家に話をし、その方が問い合わせをしたことで私に対し「誰かに話をしたな」と怒られたこともあります。

私自身、武術家で一般人であり、研究家ではないですが誠意を持って接すればおのずと扉は開かれます。

昔習ったが今は忘れたという方がいたら話を聞いておくべき。稽古内容、師匠のことなどなど。次回訪問したときに話を聞こうと思っていたら、亡くなっていて話を聞けなかったこと数回。後悔しない為にも。昔武術を伝えていた方のお宅がわかったら訪問して、史料の有無、その方の写真、墓所、話を聞くことなどやることはたくさんあります。わかっているのならば自分で動きましょう。

昔のアニメの言葉ではないですが、俺がやらねば誰がやるの精神で。

今やっておけば必ず役に立つときがきます。